人は自分のためだけにはがんばれない
先日、少し遠出してきました。
信州の姨捨の棚田。
早朝に行きました。
観光地ですが、とても落ち着いていました。
粛々と作業されている地元の方を見ていると、不思議と力強く、穏やかな気持ちになりました。
ものすごい人でした。
お祭り!?というくらいのにぎわいで、すごかったです。
さすが、ホットスポット。
やぐら、素敵でした。
このあと、目的地の安曇野に行き、知り合いと合流して、松本市へ行きました。
松本城。
ものすごい貫禄。これは攻めこむのが大変だろうな、と思いました。
日帰り、というか夜に出て、車中泊だったのですが、なかなかの弾丸ツアーでした。
行ってよかったと思える、素敵な美術館。
以上、旅行記でした。
最近、痛感していることがあります。
人間は、自分のためにがんばるのは限界がある、ということ。
誰かのためになら、どこまでもがんばれる。
よく言われていることだけれど、「ふーん」と思っていました。
でも、最近、しみじみそれを感じました。
わたしはなんのために切り絵をやってるんだろう。
誰かのためになるわけでもないし。
自分の自己満足のためにやっているだけなんだろうな。
目標はあるけれど、それが必ず誰かのためになります、という保証なんてないし。
むなしくなってきた。
というネガティブな感情にとらわれてしまう。
いや、実際、誰のためにもなってない。
それでも、やる。けれど、なんだか、むなしい。
例えば仕事なら、必ず誰かのためになっているから、すごいことですよね。
でも、趣味の創作って、自分のためにだけ。
悩ましいです。
そうは思っても、けっきょくやるのに変わりないのですが、なんだか気づいてしまうと、悲しいものですね。
そんなことをつらつらと考えてしまいました。